今年のニュース

週の二日目火曜日
今年のカウントダウンが始まりましたね。
テレビやラジオで「今年もあと〇日です」と盛り上がっています。
また年をとると思うと憂鬱になります・・。


さて、今年は診療報酬改定があったり、猛暑になったり、
ノロウイルスや季節性インフルエンザが流行ったりと、
いろいろあった年だったのではないでしょうか。

m3.comというサイトで「今年の１０大ニュース」を勤務医・開業医ごとにまとめています。










↑が今年の注目ニューストップ１０！

やはり勤務医と開業医では注目する点が違いますね。
開業医では第２位になっている「診療報酬改定（全患者への明細書発行義務付け）」は、
勤務医にはまったく興味のない話題だったでしょう。


私としては、「新型インフルエンザワクチン大量余剰」ですね。
あまっているので、今シーズンは今からでもワクチン接種ができます。
政府は昨年大量買付けして在庫整理で苦労したのを忘れたのでしょう。

きのこ

今日は花の金曜日

インフルエンザによる休校や学級閉鎖が各地で増えています。
子どもの健康を気遣う奥様方に朗報です！

富山大学大学院の安藤准教授ときのこの「ホクト」の共同研究で、
きのこを食べているとインフルエンザに感染したとしても
症状が軽くなるという研究結果を発表しました。

マウスを使った実験で、
きのこを与えたマウスは通常の餌しか与えなかったマウスと比較して
生存率が高く体重の減少も少なかったということです。

中でも一番効果があったのが「ほんしめじ」

きのこなしマウスの生存率が5割だったのに対し、ほんしめじマウスの生存率は10割！！

インフルエンザにはほんしめじですよ、奥さん！


安くて簡単なインフルエンザ対策なので試してみてはいかがでしょうか。

社会保障における税制改革

今日は木曜日なのです



社会保障の安定財源を確保するために2011年半ばを目処に、
消費税を含む税制改革案を成立させる策定をすることになりました。

与党・民主党の独断ではなく超党派を中心に野党にも声をかけ協議していくようです。

注目すべきは、やはり「消費税を含む税制改革」ということでしょうか。

消費税増税・・・。
おそらく2012年には増税されるような気がしますが、どのタイミングで来るんでしょうか。

新高齢者医療制度

週の始まり月曜日

おはようございます。
年の瀬が近づき、忘年会で忙しい方もいらっしゃるんでしょうか。


現行の高齢者医療制度を廃止し、新しい高齢者医療制度について議論が進んでいます。
新高齢者医療制度は高齢者の負担を軽減させるため、現役世代に更なる負担を課し、
財源は市町村から都道府県に移管し、運営だけを押し付けるような制度になりそうです。

健団連、経団連、全国健康保険協会、連合の4団体は、
現役世代の負担は限界であること、国としての支援が見えないことなどから
新後期高齢者医療制度への公費投入を4団体揃ってアピールしました。


これから団塊の世代が高齢化し、ますます少子高齢化が進行する中で
現役世代の負担を増やされたらたまりません。

公費はもちろんですが、国を挙げて高齢者制度には取り組んで欲しいです。
いっそ消費税を上げて財源確保してもいいんじゃないかと思います。

後期高齢者医療制度の行方

今日は花の金曜日

昨日の天気予報によると昨夜は雪が降るはずでした。
今朝ちょっと期待して庭を見ると、降雪の形跡はまったくなし。
雪はもう少し先になりそうです。
このまま降らなければいいのに。


厚生労働省の有識者会議で、
後期高齢者医療制度を廃止し、地域保険は国民健康保険に一本化する
についての最終報告案がまとめられました。

まとめると
現行の制度から都道府県に運営を移行し、ゆくゆくは国民健康保険をまるごと都道府県に移行。
後期高齢者医療制度では高齢者にも保険料負担をしてもらっていたが、
高齢者へ配慮し軽減へ。そのシワ寄せは現役世代へ。
ねじれ国会の現状では野党からの反対は必至で、法案提出すら危ぶまれている。

このような状況です。

高齢者が負っていた負担を、現役世代に押し付けているだけに思えます。
今後、団塊の世代が高齢化し、少子高齢化がますます深刻化するなかで
現役世代の負担増とは何を考えているのかと。
出費が増えるために、よけい消費は冷え込み経済が低迷するのでは。
いっそ消費税増税の方が全員に公平でいいんじゃないでしょうか。

なにより法案提出自体がどうなるか分からない状態ですし、
このまま提出されずに、政権交代なんてことになったりして・・。
どうなることやら。