株式会社いとう システム営業部 医療・介護チーム
医療と介護と、ときどき雑談
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週の2日目火曜日です
シンコム・システムズ・ジャパンが
「ヘルスケアとグローバライゼーション」をテーマとしてセミナーを開きました。
韓国や米国の例を挙げ、
国を挙げての医療IT化の有用性についての説明、
医療IT化による患者、医療機関におけるメリットについて話されたようです。
さて、国を挙げての医療のIT化は本当に必要でしょうか。
自民党政権下では2011年4月からレセプトオンライン化が義務化となる計画がありました。
レセコンを導入していない高齢の医師達の強い反発もあり
2009年8月の政権交代によって例外措置が設けられ
結果的には完全な義務化とはならなかった。
それでも助成金の影響もあってかオンライン化は着実に広まっている。
しかし、まだ紙レセプトを提出している医療機関があることも事実である。
紙レセプトを提出している医療機関の多くは地方の診療所であり、
東京のように医療機関があふれている地域とは状況が違う。
もしも廃院してしまうと地域の住民に大きな影響が出る。
実際に国家主導で医療ITに取り組み、多額の助成金を投入したとしても
廃院に追い込まれてしまう医療機関は少なからずあるだろう。
たしかにIT化して得られるメリットは多いかもしれない。
しかし、そこで発生するデメリットを解消する方法を確立することが重要だと思う。
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